駒大苫小牧高校(笹嶋清治校長)は17日から、新型コロナウイルスのワクチン接種を開始する。約460人の生徒が接種を希望しており、17日は8割に当たる370人ほどが同校体育館で接種を受ける。
同校は硬式野球やスピードスケートといった部活動が盛んで、200人以上の寮生がいる。道外出身の生徒も多く、帰省が難しいことに加え、手続きや予約に手間がかかることから、市内三光町のおおはた内科循環器クリニックへ相談し実現した。
ワクチンはファイザー製で、17、21、11月8日に1回目の接種をし、その3週間後に2回目の接種をする。17日は多くの生徒がワクチンを受けることから、同校にクリニックの医師を呼び、その他の2日間は生徒が直接クリニックに出向く。
金野彰副校長は「2年生は今月に修学旅行、3年生は来年受験もあるので、できるだけ早く打ちたいと生徒たちから要望があった」と話した。