苫小牧市の「コロナワクチンキャンセル待ちバンク」は1日から、メールでの登録が可能になった。12~29歳への接種券配布に伴い、若年層が手軽に登録できるようにした。
同バンクは、医療機関でワクチン接種の急なキャンセルが出た場合、ロスを防ぐため登録者に連絡する仕組み。6月1日に始まり、9月27日までに660件のキャンセル待ち接種につながったが、これまではコールセンターの電話受け付けのみだった。
市健康支援課はメール登録による一層の接種加速やロス対策に期待しており、「可能な方はぜひ協力を」とPRしている。
登録できるのは、接種券が手元にあり、予約をしていない市民。メールに氏名、生年月日、10桁の接種券番号を記載し、委託先の苫小牧市社会福祉協議会「vakzin00@tomakomai‐shakyo.or.jp」に送信する。