道と札幌市などは27日、新型コロナウイルスの感染者を新たに19人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が20人を下回るのは昨年10月19日(17人)以来、ほぼ1年ぶり。このうち8人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1467人、感染者は延べ6万141人(実人数5万9956人)となった。
死亡を確認したのは旭川市の1人(80代女性)。
道は8人の感染を確認。内訳は胆振管内1人のほか、オホーツク管内3人、石狩、根室両管内各2人。
札幌市は8人の感染を確認。市内の児童福祉関連施設でクラスター(感染者集団)が発生し、利用者ら6人の陽性が判明した。
旭川市は3人の感染を確認。市内の選挙事務所で従事者6人の感染が分かり、クラスターと認定された。
道内で治療を終えて回復したのは5万8091人。27日現在の患者数は583人となり、重症は前日から1人減って13人。26日時点の入院患者の病床利用数は、前日から4床減の226床となっている。