少子高齢化と社会情勢の変化に伴い、世帯数や町内会への加入率は減少しているものの「家族全員が楽しめるイベントを企画している」と板野勝会長は語る。8月の納涼盆踊り大会は毎年2日間、延べ400人以上が参加するビッグイベント。ほかにも9月に運動会、10月はハイキングと、身体を動かせる行事が目白押しだが、新型コロナウイルスの影響で今年の行事はすべて中止せざるを得なかった。
防災活動にも力を入れており、糸井西町内会、糸井南町内会と共同利用する日吉総合福祉会館で避難訓練を実施している。例年は合同で開催していたが、今年はコロナ禍で8月に単独で開催。避難方法や消火器の使い方を確認した。
板野会長は行事を開催できない現状に「子どもたちの楽しみを実現できず、主催者としても心が痛い」と話し、早期の活動再開を願って準備に力を注ぐ。
■次回(29日)は山手北光町内会です。
メ モ ▽1974年4月設立
▽加入世帯数718世帯(4月末現在)
加入率46・2%
▽板野勝会長