道と札幌市などは16日、新型コロナウイルスの感染者を新たに94人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が100人を下回るのは14日(91人)以来2日ぶり。このうち38人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1465人、感染者は延べ5万9488人(実人数5万9306人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市の1人(70代女性)。
道は14人の感染を確認。内訳は、胆振管内2人のほか、石狩、十勝両管内各3人、空知、渡島、上川、宗谷、オホーツク、釧路6管内各1人。
札幌市は56人(再陽性1人含む)の感染を確認。市内の専門スクールで新たなクラスター(感染者集団)が発生し、受講者と従業員計7人の陽性が判明した。
函館市は13人、旭川市は9人、小樽市は2人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは5万6698人。16日現在の患者数は1325人で、重症は21人。15日時点の入院患者の病床利用数は、前日から58床減って468床となっている。