道と札幌市などは7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに137人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が200人を下回るのは2日連続。このうち57人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1460人、感染者は延べ5万8425人(実人数5万8247人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市が60代女性と70代男性、旭川市が80代男性。
道は40人の感染を確認。内訳は、胆振管内1人のほか、根室管内6人、空知、渡島、釧路3管内各5人、石狩、オホーツク両管内各4人、道外と宗谷管内各3人、後志、十勝両管内各2人。石狩管内の高校の部活動でクラスター(感染者集団)が発生し、生徒5人の陽性が判明。既存クラスターでは、苫小牧市で行われた道外大学の部活動合宿で1人増の計13人に拡大した。
札幌市は56人の感染を確認。情報システム関連会社でクラスターが発生し、従業員7人の陽性が判明した。
旭川市は18人、函館市は17人、小樽市は6人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは5万4139人。7日現在の患者数は2826人で、重症は前日から1人減って26人。6日時点の入院患者の病床利用数は、前日から14床減の815床となっている。