道と札幌市などは22日、新型コロナウイルスの感染者を新たに529人確認したと発表した。日別の新規感染者数が500人を上回るのは5日連続。このうち218人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ5万3120人（実人数5万2971人）となった。

　死亡の発表は2日連続でなかった。道内の死者は累計で1435人。

　道は165人の感染を確認。内訳は、胆振管内22人のほか、石狩、十勝両管内各38人、オホーツク管内14人、空知、釧路両管内各9人、根室管内8人、道外7人、上川管内6人、後志管内5人、渡島管内4人、日高管内3人、宗谷管内2人。宗谷管内幌延町の工事現場で新たなクラスター（感染者集団）が発生し、工事に従事する事業所の従業員5人の陽性が判明した。

　札幌市は293人（再陽性1人含む）の感染を確認。食品関連会社でクラスターが発生し、従業員9人の陽性が判明した。

　旭川市は43人、函館市は16人、小樽市は12人の感染を確認した。

　また、道と小樽市は、デルタ株（インド由来の変異株）疑いの感染者を新たに42人確認したと発表。道内のデルタ株疑いの陽性者は計4540人となった。

　道内で治療を終えて回復したのは4万6786人。22日現在の患者数は4899人となり、重症は前日から1人増の15人。21日時点の入院患者の病床利用数は、前日から31床増の806床となっている。

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　道と札幌市などは21日、新型コロナウイルスの感染者を新たに579人確認したと発表した。このうち264人の感染経路が不明。死亡の確認は3日ぶりになかった。

　道は174人の感染を確認。内訳は、胆振管内17人のほか、石狩管内42人、十勝管内30人、根室管内14人、釧路管内と道外各13人、上川管内9人、空知管内8人、渡島、オホーツク、宗谷3管内各7人、日高管内3人、後志管内2人、桧山、留萌両管内各1人。オホーツク管内遠軽町の飲食店でクラスターが発生し、利用客ら9人の陽性が判明した。

　札幌市は321人（再陽性5人含む）の感染を確認。認可保育施設で新たなクラスターが発生し、職員ら7人の陽性が判明した。

　旭川市は過去最多の65人の感染を確認。カラオケ設備のある飲食店2店でクラスターが発生し、それぞれ6人の感染が分かった。

　小樽市は10人、函館市は9人の感染を確認した。

　また、道と札幌市などは、デルタ株疑いの感染者を新たに378人確認したと発表した。