道と札幌市などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに595人確認したと発表した。日別の新規感染者数が500人を上回るのは5月27日(570人)以来、83日ぶり。このうち259人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ5万914人(実人数5万773人)となった。
死亡の発表は2日ぶりになかった。道内の死者は累計で1433人。
道は198人の感染を確認。内訳は、胆振管内26人のほか、石狩管内54人、十勝管内23人、釧路管内18人、オホーツク管内16人、渡島管内15人、空知管内14人、上川管内11人、道外8人、後志管内4人、日高、宗谷、根室3管内各3人。クラスター(感染者集団)は▽渡島管内の遊技施設(従業員7人感染)▽帯広市の帯広事業協会あけぼの保育園(園児ら23人感染)▽釧路管内の事業所(従業員7人感染)―の計3件発生。
札幌市は309人(再陽性4人含む)の感染を確認。コールセンターで新たなクラスターが発生し、従業員5人の陽性が判明。認可保育施設でも園児ら5人の感染が分かり、クラスターとなった。
旭川市は56人、函館市は20人、小樽市は12人の感染を確認した。
また、道と札幌市などは、デルタ株(インド由来の変異株)疑いの感染者を新たに294人確認したと発表。道内のデルタ株疑いの陽性者は計3558人となった。
道内で治療を終えて回復したのは4万5376人。18日現在の患者数は4105人で、重症は前日から3人増えて22人。17日時点の入院患者の病床利用数は、前日から59床減の704床となっている。