道と札幌市などは13日、新型コロナウイルスの感染者を新たに454人確認したと発表した。日別の新規感染者数が400人を上回るのは2日連続。このうち207人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ4万8707人(実人数4万8576人)となった。
死亡の発表は3日連続でなかった。道内の死者は累計で1429人。
道は149人の感染を確認。内訳は、胆振管内14人のほか、十勝管内35人、石狩管内33人、釧路管内16人、空知管内14人、道外12人、上川管内7人、オホーツク管内6人、渡島管内5人、後志、日高、根室3管内各2人、桧山管内1人。釧路市の飲食店で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、利用客ら7人の陽性が判明した。
札幌市は248人(再陽性2人含む)の感染を確認。市内の高校で新たなクラスターが発生し、生徒7人の陽性が判明。障害福祉サービス事業所でも利用者ら11人が感染し、クラスターとなった。
旭川市は41人の感染を確認。カラオケ設備のある飲食店の会合でクラスターが発生し、8人の感染が分かった。
函館市は13人、小樽市は3人の感染を確認した。
また、道と札幌市などは、デルタ株(インド由来の変異株)疑いの感染者を新たに134人確認したと発表。道内のデルタ株疑いの陽性者は計2303人となった。
道内で治療を終えて回復したのは4万3760人。13日現在の患者数は3518人となり、重症は前日から1人減って16人。12日時点の入院患者の病床利用数は、前日から17床増の622床。自宅療養者は1415人で、宿泊療養施設への入所日調整中で自宅待機している患者(682人)を加えると2000人を超えている。