予診票確認時に気付けず 市、チェック体制を強化 ワクチン誤接種

  • ニュース, 主要, 新型コロナ
  • 2021年8月12日

 苫小牧市が50代女性に1回目と2回目で異なる新型コロナウイルスワクチンを接種した問題で、市は11日記者会見し、桜田智恵美健康こども部長は「再発防止を徹底し、市民に安心安全に接種してもらえるよう取り組んでいく」と陳謝した。女性は接種部位の痛みを除き健康状態に変化はないという。市は女性の健康確認を続けるとともに、一定期間の経過後、抗体の有無を検査する。

 国はワクチン接種に当たり、1回目と2回目は同じ種類のワクチンを受ける必要があるとしている。

 女性は7月、市保健センター(旭町)で実施している接種券不要の職域接種でモデルナ製ワクチンの接種を受け、2回目の接種日と時間、会場を記した案内文書を持参して帰宅した。その後、グランドホテルニュー王子(表町)に「とまこまいワクチン接種センター」が開設され、女性は市保健センターの接種は終了し、全て同ホテルの接種センターに移行したと思い込み、今月8日に同接種センターを訪れ、ファイザー製ワクチンの接種を受けた。

 直後に、書類作成担当者が接種記録証が通常と異なることに気付き、女性にはその場で説明して了解を得た。女性は受け付け時、接種券を持参していなかったが、受付スタッフは医療従事者に配布される接種券付きの予診票を持っていると判断し、処理していた。

 市は、予診票を確認する段階で気付けなかったことが誤接種の大きな要因とし、「スタッフに対し、市内で異なるワクチン接種が実施されていることの周知が不十分で、今回のような事態の想定が足りなかった」と述べた。

 今後、若年層の接種が開始されると職域接種を受けた人も多くなると考えられ、市は▽市内で異なるワクチンを使用した職域接種が実施されていることの周知徹底▽接種券を持たない来場者については、市の監督員を呼んで確認する―など、予診票の確認を含め接種センターのチェック体制を強化する方針。

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