ギディオンさんは2015年8月に来日した。苫小牧市でALT(外国語指導助手)を務めるようになって6回目の夏を迎えた。
苫小牧について「これまで住んだ場所で一番栄えていて、一番寒い」と印象を語る。母国ニュージーランドで住んでいた地域には雪が降らなかったという。
やってみたいのは、英語圏の映画や音楽などの文化を通じ、英語を学ぶことができる授業。「『いらっしゃいませ』に当たる歓迎の言葉が、英語にはない。子どもたちに日本と諸外国の文化の違いを教えたい」と胸を膨らませる。
子どもたちへのメッセージは「思い切って冒険してみよう」。「日本には『かわいい子には旅をさせろ』ということわざがある。日本特有の美や面白さを重んじながらも、世界にはさまざまな文化の広がりがあることを知ってほしい」と語った。
ニュージーランドのプケコヘ町出身で、「羊が人口の7倍います」と紹介する。担当校は光洋中、大成小、糸井小、苫西小。