2016年に来日し、20年7月までの4年間、十勝管内清水町でALT(外国語指導助手)として勤めた。苫小牧市へは同年8月に転入し、小中学校3校の指導を担当している。
子どもたちについて「とても積極的」と印象を話すように、「マライア先生!」と遠くから元気よく呼ぶ子が周りにたくさんいる。それだけに「楽しい授業で、もっと意欲的に英語を学んでほしい」と思いを語る。
子どもたちに最も伝えたいのは「世界の広さと違い」。「外国語を学べば、食や友人関係など選択肢が増えるので、学びを深めてどんどん未来を広げていってほしい」と瞳を輝かせる。
「アメリカの文化を子どもたちに広めたい」と意気込み、ハロウィーンには自らカボチャをくりぬいて学校に持参したり、学校でクリスマスパーティーを開いたり、さまざまな方法で自国の文化を伝えている。
出身地は、リンゴが特産品の米国ミシガン州レイクビュー村。担当校は明倫中、日新小、北星小。