道と札幌市などは19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに70人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が前の週の同じ曜日を上回るのは16日連続。このうち半数以上の38人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1418人で、感染者は延べ4万2456人(実人数4万2353人)となった。
死亡したのは、札幌市の1人(80代男性)。道内の死者の確認は2日ぶり。
道は、胆振管内5人と十勝管内5人の計10人、札幌市は58人の感染を確認した。市内の不動産会社で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、従業員6人の陽性が判明した。小樽市と函館市は、各1人の感染を確認した。
また、函館市は、デルタ株(インド由来の変異株)疑いの感染者を新たに1人確認したと発表。道内のデルタ株疑いの陽性者は計194人となった。
道内で治療を終えて回復したのは4万179人。19日現在の患者数は859人で、重症は前日から1人減って9人。18日時点の入院患者の病床利用数は、前日から26床増の322床となっている。