昨年10月、新ひだか町静内から移転オープンしたイタリアンと和を融合させた逸品を楽しめる居酒屋。コロナ禍でも笑顔の絶えない中川泰博店主(60)は「地産地消の旬を提供」をモットーに、「うまい料理でわいわい楽しませたい」と日々腕を振るう。
この時期のお薦めは「苫小牧産ホッキとアボカドのサラダ」(980円)。今が旬のホッキはぷにぷにとした食感と甘みが強く、アボカドの滑らかな舌触りも癖になると評判。玉ネギベースのドレッシングにしょうゆとゆずこしょうの「和」を隠し味にした特製ソースとの相性も抜群。葉物野菜のサラダとは違い、腹持ちも良くヘルシーで男女問わずリピーターが多い。
厳選したウニをたっぷり使った「ウニのトマトクリームパスタ」(1780円)や、青唐辛子を使用した激辛好きにはたまらない「悪魔のペペロンチーノ」(1480円)、こりこりとした食感を楽しめる「ひだか産活ツブ」(1680円)もお薦めという。
時期により産地や価格は変動するが、「旬」を存分に味わえる豊富なメニューが自慢。中川店主は「お客さまありきの店。感謝を味で返す」と笑顔を見せた。
苫小牧市錦町1の5の15。営業時間は午後5時~同11時、ラストオーダー午後10時(土・日曜は正午オープン)。不定休。携帯電話090(6267)3636。