ANA新千歳空港(植松只裕社長)は7日、新千歳空港で初となる新型コロナウイルスワクチンの職域接種を始めた。対象は、千歳や札幌地区のANAグループ11社約1200人で、8月までに2回の接種が完了する見通しだ。
産業医、保健師、看護師の5人体制で行い、モデルナ製ワクチンを使用する。接種は接客業務など現場スタッフを優先し、この日は160人が職員向けの健康管理室で注射を受けた。その後、別室で15~30分ほど体調不良がないかの経過観察をした。
国内線カウンターで働く同社の土谷ちさとさん(27)は「お客さまにとっても、私たち職員としても安心につながる」と話していた。