道と札幌市などは4日、新型コロナウイルスの感染者を新たに39人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が50人を下回るのは14日連続。このうち17人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1405人、感染者は延べ4万1466人(実人数4万1371人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市の2人(70代女性と80代女性)。日別の死者数が10人を下回るのは11日連続。
道は16人の感染を確認。内訳は、オホーツク管内14人、石狩管内と道外各1人。網走市の日体大付属高等支援学校で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、12人(生徒10人、職員2人)の陽性が判明した。
札幌市は21人、函館市は2人の感染を確認した。
また、道はデルタ株(インド由来の変異株)の疑いがあるとされた1人の検体(2日発表)について、道立衛生研究所の解析でデルタ株であると確認したと発表した。道内でのデルタ株の確定は初めて。
道内で治療を終えて回復したのは3万9388人。4日現在の患者数は673人で、重症は前日から2人減って23人。3日時点の入院患者の病床利用数は、前日から25床減の345床となっている。
◇
道と札幌市などは3日、新型コロナウイルスの感染者を新たに30人確認し、2人が死亡したと発表した。
死亡を確認したのは、札幌市の2人(80代男女)。新規感染者のうち16人の感染経路が不明。
道は9人の感染を確認した。内訳は、胆振管内1人のほか、オホーツク管内3人、十勝管内2人、渡島管内1人、道外2人。
札幌市は19人、函館市は2人の感染を確認した。