高校生が新聞発行 商店街が取材に協力 (動画あり)

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  • 2021年6月29日

  北海道高校文化連盟苫小牧支部の新聞研究大会が25日、苫小牧市錦町のスマイルホテル苫小牧で開かれた。苫小牧東高と苫小牧工業高の新聞局員が協力し合い、合同で新聞を作成した。

   新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年ぶりの開催。新聞制作の技能向上や他校との交流を目的に実施している。今年は両高共に6人の生徒が参加。学年、学校の垣根を越えた四つのグループに分かれて活動した。

   午前中に苫小牧民報社の酒井昭編集局次長から取材の仕方や撮影方法、記事の書き方について研修を受け、午後はグループごとに中心市街地の印鑑店や眼鏡店など4店舗を回った。

   家具の岡山輸入家具&インテリア(表町)では店内の家具を見渡しながら、取材担当とカメラ担当者がそれぞれ手際よく取材。生徒たちは事前に考えた質問項目に沿って店主に問い掛けていた。撮影担当者は、さまざまな角度からいろいろな構図の写真を撮っていた。

   取材終了後、見出しや記事内容を熟考。グループごとに500字程度で記事を執筆後、四つの記事を合わせ、一枚の新聞を完成させた。苫小牧工業高3年の松倉悠太さん(17)は「短い時間の中だったが、東高と工業高の生徒がお互いに協力して取り組み、楽しめた」と話した。

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