スケートボードの開心那=苫小牧在住=が東京五輪予選対象大会のデュー・ツアー(24日、米国アイオワ州)で5位に入り、五輪出場を確実にした。夏季の五輪としては史上最年少の快挙に、苫小牧の競技関係者からは喜びの声が上がっている。
苫小牧市有明町のサーフショップ「ブレイズ」の西村千秋代表は「スケートボードに打ち込む子どもたちの励みになる」と歓迎。「まだ12歳でこれからさらに上にいける選手。期待したい」と話した。
同じ女子選手からも激励の声が。ブレイズに通う丸田麻央(緑陵中1年)は「五輪に出ることはすごいことだと思う。自分もオリンピックを目指したい」と話していた。
岩倉博文市長もコメントを寄せ、「出場を決めたことは非常に喜ばしい。最年少出場の快挙で市を挙げて応援したい」とし、コロナ禍の状況を踏まえて「五輪が開催されることを祈っている。チャレンジ精神で世界の舞台へ挑戦することを期待したい」とエールを送った。