第71回全国高校ソフトテニス選手権大会北海道予選会室蘭支部予選大会の最終日は27日、市緑ケ丘公園庭球場で個人戦ダブルスの決勝が行われた。苫小牧勢は女子の平島やよい・中田和花組(苫小牧東)が準優勝。江良新菜・原田帆乃組(同)が3位となった。優勝は、男子が千田陸翔・大谷優翔組(室蘭栄)、女子は黒沢明日香・牛坂来海組(室蘭清水丘)。
全道大会(6月7~10日、市緑ケ丘公園庭球場)出場権は苫小牧勢では苫東、苫小牧工業、苫小牧南、苫小牧総合経済の男女15組が獲得した。同じく団体戦では苫東と当番校枠で苫総経が出場権を得た。
【男子】
▽決勝 千田陸翔・大谷優翔組(室栄)4―3相原秀紀・伊藤尚紀組(同)
▽準決勝 千田・大谷組4―2前川菖誠・鉢呂駿太組(室清水)相原・伊藤組4―0渡辺遥斗・酒井大成組(室栄)
【女子】
▽決勝 黒沢明日香・牛坂来海組(室清水)4―2平島やよい・中田和花組(苫東)
▽準決勝 黒沢・牛坂組4―0菊地梨世・高橋咲組(室東)平島・中田組4―1江良新菜・原田帆乃組(苫東)
―平島・中田組 、団体戦に続き健闘光る
女子個人ダブルスに挑んだ苫東の平島・中田組(共に3年)が、団体戦に続いて健闘した。伊藤・中村組(苫南)との準々決勝こそ4―3で競ったが、その他4試合は危なげない試合運びで決勝に駒を進めた。
「途中まではいい流れだった」と平島は振り返ったが、中盤以降はサーブのミスなどが響き、流れに乗り切れず相手2年生ペアに惜敗。中田は「最後だから勝って終わりたかった」と悔しがった。
それでも男女含めて苫小牧勢最上位の準優勝となり、6月に苫小牧で開催される全道大会切符を得た。平島は「高校生活最後のテニスになる。少しでも多く勝ちたい」と話す。中田は「全力で戦いたい」と意気込んでいた。