苫小牧市とアイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道(前王子イーグルス)は21日、苫小牧市役所で包括連携協定の締結式を行った。氷都苫小牧の活性化と青少年健全育成を目指す他、4月にクラブチーム化して心機一転を図るレッドイーグルスを広くアピールしていく。
締結式にはチーム運営会社の竹俣一芳社長や岩倉博文苫小牧市長など双方の関係者6人が出席した。主に、市が主催する各種行事へのレッドイーグルスの選手派遣や学校訪問、アイスホッケー教室の開催などに取り組む。また、レッドイーグルスや市に関する情報を双方のインターネット交流サイト(SNS)などで発信する。
竹俣社長は「大事な締結ができてほっとしている。今まで以上に活動の範囲や頻度を増やし、選手と市民との交流の機会を広げていきたい」とし、今後はファンクラブの創設にも着手する。
岩倉市長は締結式の後、5月上旬にお披露目されたレッドイーグルスのユニホームを身にまといながら、「引き続き市民と一緒にチームを盛り上げていきたい。選手がたくさん汗を流せる環境づくりをしたい」と語った。