「胆振は仕事に子育てと大変な時期を送った思い入れのある地域。戻って来ることができて素直にうれしかった」と苫小牧市への赴任を喜んだ。20代から30代にかけて、室蘭市内の高校で教員を務めた経験がある。前任校は、十勝管内の池田高校。
苫小牧総合経済高校の生徒について「落ち着いて学校生活を送っている印象」と語り、「これからさまざまな経験を積ませたい」と意欲を見せる。
地域経済を担う社会人の育成を目指している。商業は実学。3年間でしっかりとビジネス情報やマーケティング力といった実力を付けて、就職や進学といった次のステージに送り出すことが大事だと考えている。「苫小牧市内の企業など外部の人と接する機会をたくさんつくりたい」と話した。
校長歴は2校目。趣味は料理で朝昼晩三食を作っている。物が出来上がる過程を見るのが楽しいという。