第74回北海道高校卓球選手権大会室蘭支部予選大会が19日、苫小牧市総合体育館で開幕した。第1日は学校対抗団体のトーナメント準決勝、男女ダブルスの同2回戦までが行われた。団体では、男子の駒大苫小牧と室蘭栄、女子の駒大苫と苫小牧南がそれぞれ決勝に進出した。
大会は北海道高校体育連盟室蘭支部が主催。団体戦は男子9校、女子5校が出場した。ダブルスは男子49組、女子24組、シングルスは男子90人、女子55人が各部門にエントリー。21日を最終日とする競技3日間で団体、ダブルス、シングルスの男女6種目でトーナメント戦を展開する。
団体の男子上位3校、女子上位2校、ダブルスの男女上位6組、シングルスの男女上位8人が全道大会(6月15~18日、釧路市)切符を獲得する。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客で実施する。一学校に付き各種目への出場制限を設けた他、出場選手は大会2週間前から検温など健康状態を記録した用紙を提出した。
試合中は、コートチェンジを行わず、対戦者間の用具確認は目視で行うなど、選手同士の接触を回避する対策を採る。会場内の換気も定期的に行っている。
2020年の前回大会は新型コロナの影響で中止された。小玉恭史大会競技委員長(苫南教諭)は、「選手たちは感染対策を怠らず、昨年出場できなかった先輩の分まで練習してきたことを出し切ってほしい」と話した。