苫小牧明野中学校は、「人懐っこい生徒が多く、笑顔であいさつをしてくれる」と笑みを浮かべる。これまで人とのつながりや夢を持ち、命を守ることの大切さを指導しており「その思いは、校長職になってからも変わらない」と熱を込める。
札幌市出身で、道教育大旭川校卒。前任は苫小牧啓明中学校教頭。2010年に急性骨髄性白血病を発症し、4年間の闘病生活を経験。2度の再発を乗り越えて14年、復職を果たした。
以来、赴任校では、自身の体験を生徒に語る授業を毎年続けてきた。自身も教職に「再チャレンジ」した経験から、何事も諦めずに頑張ってもらいたいと願っている。
「子どもたちが笑顔で、希望や夢を持って巣立って行ける活力ある学校にしたい」と意欲を語った。
趣味は、バスケットボールの観戦や家庭菜園。