門下生が全日本出場権獲得―空手・優至会塚本道場

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  • 2021年5月13日
極真サムライ杯春の陣で入賞した塚本道場の門下生ら

 苫小牧市内の空手道場、優至会塚本道場の門下生らは4月18日に愛知県で開かれた第19回オープントーナメント極真サムライ杯春の陣空手道選手権大会で、優勝など好成績を収めた。上位入賞者6人を含む10人が12月に同県で開かれる第9回全日本ジュニアチャンピオンシップの出場権を獲得した。

 大会は国際空手道連盟極真会館世界全極真などが主催した。全国各地から285人が出場し、組手の年代別、重量別のトーナメント戦で競った。ベスト4以上の選手にはジュニアチャンピオンシップの切符が与えられる。塚本道場では優勝や準優勝に輝いた6人が出場権を獲得。

 伊勢快音(青翔中1年)が中学1年男子重量で優勝を果たした。吉永健人(世界全極真長谷川道場)との1回戦は判定5―0の圧勝。黒田ケイジ(桜武会半田支部)との準決勝は体格の大きい相手に苦戦するも機動力を生かして回り込んでの突きを決めるなど3―0でかわした。

 決勝は蝶野樹(同)と対戦。延長戦までもつれたが突きと膝蹴りを打ち続け、判定4―0で勝利した。「体力と突きの威力を高めたい」と大会後に意欲はさらに高まった。ジュニアチャンピオンシップは5回目の出場だが、2回戦敗退が最高成績。「次は優勝を目指す」と自信を深めた様子だった。

 小学6年男子重量では風間琉太郎(ウトナイ小6年)が栄冠を飾った。1回戦と準決勝は判定5―0で難なく勝ち上がって見せた。

 決勝は葛西龍生(拓進小6年)との同門対決。下段蹴りを効かせた後、終盤の突きのラッシュで仕留め、判定4―0で勝利した。軽量では塚本悠剛(拓進小6年)が優勝していて、「ジュニアチャンピオンシップでは塚本とのダブル優勝を狙いたい」と抱負を語った。

 道場を取り仕切る塚本鉄兵代表(トヨタ自動車北海道勤務)もシニア男子上級で優勝した。準決勝で脇野昭典(無心拳)に判定勝ちすると、決勝では以前に敗戦を喫していた伊藤雄(世界全極真長谷川道場)とぶつかった。本戦は引き分けで、延長戦は右膝蹴りを中心に攻め立て、判定4―1で勝利をもぎ取った。

 「最後はごり押しで決めた」と激闘を振り返る。リベンジを果たせた一戦でもあり、「自分にとっては大きな一勝」と喜びを語った。

 また、山崎遥菜(白老白翔中2年)は中学2・3年生女子重量で優勝を果たした。ほかにベスト8に入るなどした大和優真(拓勇小3年)と木山耀太(ウトナイ小4年)、古河原咲樹(青翔中2年)、古河原晃矢(駒大苫小牧高1年)の4人が、上位選手がすでに出場権を手にしていたため繰り上げで切符を手にした。

 入賞者は次の通り。

 ▽小学4年男子重量 (2)塚本(拓進小)▽同6年男子軽量 (1)塚本悠剛(同)▽同重量 (1)風間琉太郎(ウトナイ小)(2)葛西(拓進小)▽中学1年男子重量 (1)伊勢快音(青翔中)▽中学2・3年女子重量 (1)山崎遥菜(白老白翔中2年)▽シニア男子上級 (1)塚本鉄兵

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