「隙のない野球で勝つ」 北洋大、函教大連勝へ意欲 道学生野球1部春季リーグ

  • スポーツ, 野球
  • 2021年5月7日

 大学野球の道学生野球1部春季リーグに出場中の北洋大は8、9両日にうみ街信金ボールパーク=桧山管内江差町=で行われる第3節で道教育大函館と連戦する。新型コロナウイルスの影響で今月1、2両日の旭川大戦が急きょ中止。不戦勝により2勝を手にし、4勝負けなしで暫定1位に立った。函教大は4連敗と最下位だが、一塁手の成田登夢主将(3年)は「相手に合わせることなく、隙のない野球をして勝ちたい」と意気込む。

 勝負どころと位置付けていた旭大戦が思わぬ形で白星になった。旭川市入りした試合前日の夜に中止の知らせを受けた。心身共に準備万端だっただけに、「さすがに気持ちは切れた」と成田主将は振り返る。

 「なくなってしまったものは仕方がない。函教大で勝つために練習しよう」と主将の呼び掛けに応えるように、選手たちは大型連休中で意欲的に練習に取り組んできた。大滝敏之監督は「休み期間でしっかり練習が積めたのは大きい」と手応えを口にする。

 函教大はいまだ勝利こそないが、エース右腕の後藤悠之(4年)=能代高卒=が先発した旭大や函館大戦では小差の接戦を繰り広げている。北洋大のチーム打率は道教育大旭川の2試合で1割8分と波に乗れていない印象だが、成田主将は「旭教大戦は狙い球が絞り切れていなかった。練習のフリー打撃では充実してきたし、上昇の兆しはある」と頼もしい。

 第4節以降は枯木匠登(3年)=横浜創学館高卒=、村田澪斗(同)=函大有斗高卒=の投手2枚看板を持つ函館大、林虹太(3年)=佐久長聖高卒=、伊藤茉央(同)=喜多方高卒=ら好投手を擁する東京農業大道オホーツクとそれぞれ対戦が待ち受ける。「いい投手を打ち崩していけるように、まずは函教大で結果を残したい」と主将は語った。

旭大戦中止で東農大不戦勝

 北海道学生野球連盟は6日、1部春季リーグ第3節の東京農業大北海道オホーツク―旭川大(8、9両日、網走呼人球場)2戦を中止し、東農大道オホーツクの不戦勝とすると発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため11日まで休校措置を取る旭大が出場を辞退したため。同様の理由で中止されていた1、2両日の第2節北洋大―旭大も北洋大の不戦勝となった。

こんな記事も読まれています

    •  自民党の小泉進次郎農林水産相()は石破茂首相(党総裁)の後継を選ぶ総裁選(日告示、月4日投開票)に出馬する意向を固め、周囲に伝えた。近く表明する。複数の関係者が日、明らかにした。

       これに

    • 2025年9月13日速報記事
    • ¥GO¥厚生労働省は、全国の100歳以上の高齢者が1日時点で9万9763人となり、55年連続で過去最多を更新したと発表した。昨年より4644人多く、女性が全体の約88%を占めた。国内最高齢で114歳の

    • 2025年9月12日速報記事
    •  東京商工リサーチ北海道支社は、8月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年同月比2件増の22件となり、4カ月ぶりに前年を上回った。このうち9件が新型コロナウイルス関連倒産だった。

       負債総額も

    • 2025年9月12日速報記事
    • #見出し

      ▽,1回戦,

      #チーム名右イニング右1回イニングイニングイニングイニングイニングイニングイニングイニングイニング×ゲーム1桁×ゲーム2桁合計右イニング左1回

    • 2025年9月12日速報記事
    •  第47回苫小牧商工会議所会頭杯朝野球選手権大会が12日、とましんスタジアムで開幕した。1回戦1試合が行われ、オールドボーイが8―1の五回コールドで風街クラブを下した。

       オールドボーイは一、三回に

    • 2025年9月12日速報記事
    •  ロッテが大勝。一回、西川のソロで先制。二回に3点、三回には4点を加えて大勢を決めた。種市は制球良く、無四球で抑えて8回2安打1失点。7勝目を挙げた。ソフトバンクは先発の大関が序盤で打ち込まれ、打線も

    • 2025年9月12日速報記事
ニュースカレンダー

紙面ビューアー