脱出手段

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2021年4月23日

 テレビの衛星放送などでよく放映する映画の中で何度もチャンネルを合わせたくなる作品は「大脱走」。1963年封切りで地上波各局放送が幾たびも反復する傑作だ。

 時あたかも第2次大戦中にドイツの収容所から脱出を図る捕虜となった連合軍士官の群像劇が繰り広げられる。一癖も二癖もある登場人物たちを当時の米英人気映画スターが演じた。

 収容所を脱け出た面々は追っ手から逃げようと各種”交通手段”で自由を目指す。鉄道やバスのほか、空軍基地で練習機を奪った人物もいた。昭和の頃、前夜にテレビ名画劇場放映があった翌日はオートバイを華麗に駆って逃げる役柄のスティーブ・マックイーンに同級生の人気が集中。緊迫場面は一転し、荷台に大きな旅行かばんを載せて自転車で逃避行をする、ジェームズ・コバーン演じたやや風変わりな男に小職は共感した。

 今、交通手段の中で存在感を高めているのが内燃機関のない電気自動車だろう。二酸化炭素排出を減らすため、2035年の販売は電動車中心に据えていく政府の目標を今月10日付本紙こどもニュースが解説した。

 直近の世界的大懸案はコロナ禍克服だが、中長期的には脱・地球温暖化。ネット上の気候変動サミットは昨夜開幕した。車種が増え、価格が下がって使い勝手がよくなれば将来選定のマイカー候補は電気自動車となるのか―。まずその前に自転車を物置から出し、整備して通勤に使おうかと作戦を練る。(谷)

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