地方発

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2021年4月12日

 日差しが強くなり、爽やかな風が光の反射できらめいて見える「風光る」季節だ。

 きらめいて見えるもう一つが、新入学児童の姿。腰が見えなくなるほどのランドセルを背負って通学している。コロナ禍が続き、暗い気持ちになりがちな日常に、大笑いしながら歩く児童にほっこりさせられる。子供たちは元気だ。

 イベントやさまざまな会合も「2年ぶり」の言葉とともに、少しずつ開かれ始めている。この1年で経験し、学んだ知見を行事に生かしているのだろう。

 それにしても、1年で政府はコロナ対策の何を学んだのか、と問いたくなる。感染者が増えると、飲食店への時短営業要請に比重を置く。時短による抑制効果は専門家でも意見が分かれているのに。

 山梨県の「グリーンゾーン認証」制度が参考になる。徹底した感染対策を行っている飲食店へのお墨付きだが、そのチェック項目は39もある。アクリル板設置はもちろんだがBGMの音量も。音量が大きいと大声での会話につながるためだ。項目は県が採用した調査員が確認に回る。だから認証ステッカーの貼ってある店に県民は安心して入店し、店の売り上げも急回復しているという。時短を選ぶのではなく、徹底した対策を官民で進めているのが特徴だ。

 コロナとの闘いはワクチンが行き渡る年内が正念場。知恵を共有し、地方発の「モデル」だって取り入れたらいい。(昭)

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