2021年度全道少年8人制サッカー大会兼第18回JA全農杯全国小学生選抜サッカー大会IN北海道は10、11両日、苫小牧市緑ケ丘公園サッカー場で開かれた。11日の決勝はLIVフットボールクラブU12(札幌)がASARIフットボールクラブ(小樽)に4―2で勝利し、5月3日に神奈川県で開幕する全国大会の出場権を獲得。苫小牧泉野サッカークラブは10日の1回戦で網走市サッカースポーツ少年団に1―1(PK4―3)で敗れた。
北海道サッカー協会など主催。苫小牧地区サッカー協会主管。全道各地区の予選を勝ち抜いた16チームが出場し、トーナメント戦を繰り広げた。試合は1ピリオド12分の計3ピリオド制で行われた。苫小牧地区からは昨年10月の地区予選で優勝したAreareaFCU12(新ひだか町)と準優勝の泉野が出場した。
▽決勝 LIVフットボールクラブU124―2ASARIフットボールクラブ
▽準決勝 LIVフットボールクラブU122―0北海道コンサドーレ東川U12、ASARIフットボールクラブ3―1HKDフットボールクラブU12
▽2回戦 北海道コンサドーレ東川U123―1網走市サッカースポーツ少年団、LIVフットボールクラブU122―0プレイフル函館ジュニア、HKDフットボールクラブU125―0くりやまフットボールクラブ、ASARIフットボールクラブ3―2AreareaFCU12
▽1回戦 北海道コンサドーレ東川U123―1稲穂サッカー少年団、網走市少年団1―1苫小牧泉野サッカークラブ(PK4―3)、LIVフットボールクラブU129―0N―JSC滝川、プレイフル函館ジュニア6―2北海道コンサドーレ釧路U12、HKDフットボールクラブU124―2FC中標津、くりやまフットボールクラブ4―1WWOジュニアFC、AreareaFCU121―1幕別札内FC(PK5―4)、ASARIフットボールクラブ9―0サフォークランド士別SCJr
―接戦も、PK戦で涙
苫小牧泉野サッカークラブは1回戦で網走市サッカースポーツ少年団に1―1の同点の末、PK戦で4―3で惜しくも敗れた。3ピリ後半で追い付くも逆転には至らなかった。橘井監督は「切り替えて次の大会を目標に練習に打ち込んでほしい」と選手を鼓舞した。
2ピリまで得点が生まれなかった。「緊張で固さがあった」と橘井監督。ゴール前でチャンスをつくってシュートにまで持ち込むものの、決め切れなかった。
3ピリは網走市少年団に先制ゴールを許したが、試合終了間際にエースFWの柏崎が同点弾。GKの頭上を越えるループシュートで試合を振り出しに戻した。
勝負を決したPK戦はGK及川が好セーブを見せるなど善戦したが、あと一歩及ばず、ベスト8進出はかなわなかった。DF石井主将は「惜しい試合だったので本当に悔しい。守備やヘディングでミスがあった。練習していきたい」と悔しさをかみしめるように話した。