住みたいまち

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2021年4月9日

 平日の休みを利用し、気晴らしに苫小牧市樽前・錦岡に広がる錦大沼公園を訪れた。柔らかい春の日差しが心地よく、錦小沼と錦大沼の二つの天然湖沼の周りをのんびり歩くうちに1時間半の散歩となった。コースにはじゅうたんのように枯れ葉が積もり、多少の段差があっても足を優しく受け止めてくれる。周囲の広葉樹林の青葉が芽吹くのはもう少し先のようで、森林浴とまでは至らないまでも、その分、木々の間から遥か遠くまで眺められ、豊かな樽前の景観を存分に楽しませてもらった。出会う人も少なく、ノーマスクの散歩道。時々、深呼吸しながら新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んだ。歩数計は1万300を示していた。

 同僚の「17万人都市割れ」との話に、ついに「来たか」と思った。かつては35万人都市が目標で、その次は25万人。さらに17万人となり、今は16万人台キープが6年後までに目指す苫小牧の姿だ。目標が下がっているのに、目指すというのがどこかおかしい。皮肉を込めれば、今回6年前倒しの達成となる。

 少子高齢化が全国的に進み、「人口減やむなし」とする声もあるが、人口はまち発展のバロメーター。「しようがない」と簡単には諦めたくはない。

 苫小牧市は空港と港湾の双方を持ち、昔から「ポテンシャルが高く可能性のあるまち」と言われ続けてきた。これからはその可能性を現実のものとし、真に「誰もが住みたくなるまち」にすることが求められる。(教)

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