暖かな日差し 例年より雪解け早く 春の楽しみ「鏡現象」

  • 支笏湖日記, 特集
  • 2021年4月9日
支笏湖に映る恵庭岳(提供=2日撮影)

 ここ数週間の支笏湖は暖かな日差しが降り注ぎ、雪解けも目にも止まらぬスピードで進んでいます。3月の中旬くらいから、お天気のいい日は支笏湖を散歩したりする方が増えてきました。ゴジュウカラの「フィフィ」という元気な鳴き声やアカゲラのドラミングなどと合わせて、子どもの元気な笑い声などが聞こえてくるとにぎやかでうれしくなります。

 今年の雪解けは本当に早く、3月中旬ごろから自転車で支笏湖を訪れる人も増えていたため、例年よりも早くビジターセンター前に自転車用ラックを設置しました。ロードバイクに乗った本格的なサイクリストからママチャリの学生さんまでさまざまです。

 春の楽しみの一つと言えば、支笏湖の「鏡現象」です。2月中旬~5月中旬の早朝によく見られます。北西の風がピタリと止まり、鏡のようになった湖面に周囲の山々が映り込む現象をそう呼んでいます。4月2日の午前7時半すぎ、水面が少し揺らいではいたものの山々が湖面に映ったとてもきれいな支笏湖が出迎えてくれました。

 水面が揺らいでいるときは「半鏡」、水面が完璧に止まっているときは「鏡」と呼んでいます。

 この日は「半鏡」ではあったものの、新年度の始まりにこんなきれいな支笏湖を見ることができて、今年は良い年になるなと感じました。今年は完璧な「鏡」に出合えるのでしょうか。

 春は出会いと別れの季節。私たち支笏湖ビジターセンターも新体制となりました。今年度も支笏湖ビジターセンターでは「自然ふれあい行事」「支笏湖こどもDay!」「森と谷の探検ツアー」など新しいテーマを加えてリニューアルしたイベントを実施する予定です(イベント詳細は要問い合わせ)。一緒に支笏湖の自然を楽しみませんか?

 (支笏湖ビジターセンター自然解説員 佐々木香澄)

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