道と札幌市などは1日、新型コロナウイルスの感染者が新たに57人確認され、3人が死亡したと発表した。このうち15人の感染経路が不明。道内の死者は累計で752人、感染者は延べ2万1051人(実人数2万995人)となった。
死亡したのは、札幌市の3人(70代男性と80代男女2人)。
道は8人の感染を確認。内訳は、胆振管内2人(年代・性別非公表)のほか、石狩管内4人(千歳市1人など)、十勝管内2人。
札幌市は39人の感染を確認。市内の障害福祉サービス事業所で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、委託職員6人の陽性が判明した。
旭川市と函館市は、各5人の感染を確認した。
また、国立感染症研究所の解析で、道は18人(石狩9人、空知6人、胆振、渡島、十勝各1人)、函館市は2人、札幌市は1人の計21人が新たに変異株と確定したと発表した。いずれも英国型。道内の変異株の確定は累計104人となった。胆振管内の確定は初めて。
さらに、道や札幌市、旭川市は、変異株の疑いが新たに計30人確認されたと発表した。道内の変異株陽性者は、確定済みも含め計339人となった。
道内で治療を終えて回復したのは1万9539人。1日現在の患者数は760人で、重症は17人。3月31日時点の入院患者の病床利用数は、前日から12床増の448床となっている。