道と札幌市などは3月31日、新型コロナウイルスの感染者が新たに76人確認され、3人が死亡したと発表した。このうち29人の感染経路が不明。道内の死者は累計で749人、感染者は延べ2万994人(実人数2万938人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市の3人(70~90代男性3人)。
道は、19人の感染を確認。内訳は、石狩、空知両管内各6人、渡島、十勝両管内各3人、後志管内1人。胆振管内は2日連続ゼロだった。空知管内の「あんまマッサージ指圧・はり・きゅうの施術所」で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、6人(利用者5人、開設者1人)の陽性が判明した。
札幌市は、43人の感染を確認。函館市は13人、旭川市は1人のそれぞれ感染を発表した。
また、変異株の感染疑いは道8人、札幌市15人の計23人が新たに確認された。道内の変異株陽性者は、国立感染症研究所の解析で確定した83人を含め計309人となった。
道内で治療を終えて回復したのは1万9443人。31日現在の患者数は前日から43人増えて802人で、重症は16人。30日時点の入院患者の病床利用数は、前日から1床増の436床となっている。