道などは29日、新型コロナウイルスの感染者が新たに46人確認され、1人が死亡したと発表した。このうち14人の感染経路が不明。日別の新規感染者が50人を下回るのは6日ぶり。道内の死者は累計で744人、感染者は延べ2万862人(実人数2万806人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市の1人(80代男性)。
道は、9人の感染を確認。内訳は、胆振管内1人(年代・性別非公表)のほか、石狩管内4人(千歳市1人など)空知管内2人、札幌市、東京都居住各1人。
札幌市は、再陽性1人を含む34人の感染を確認。市内の通信販売事業所で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、従業員6人の陽性が判明した。
函館市は2人、旭川市は1人の感染を確認した。
また、道と札幌市は、国立感染症研究所の解析で新たに33人の変異株の感染が確定したと発表した。内訳は札幌市が24人で、道発表が石狩管内の9人。全て英国型で、道内の変異株確定は計83人となった。また、札幌市は新たに変異株の疑いが20人確認されたと発表し、道内の変異株陽性者は確定済みも含め計253人となった。
道内で治療を終えて回復したのは1万9345人。29日現在の患者数は773人で、重症は前日から1人増えて15人。28日時点の入院患者の病床利用数は、前日から24床増の427床となっている。