(6)苫小牧南高校勝木祐一校長 挑戦することが大切

  • 勇退校長インタビュー, 特集
  • 2021年3月25日

  生徒たちには「失敗をしてもよい」と挑戦することの大切さを説いてきた。たとえ結果に結び付かなかったとしても、自身の壁を一つ一つ乗り越えていけば「努力する過程で得られるものが違ってくる」と強調。それを生徒たちが「実感してくれたときが喜びだ」と語る。

   釧路市出身。道内を転々として育ち、北見市での暮らしが長かった。尊敬する教師が多かったことから教職を志し、岩手大学を卒業後、小樽工業高校(現小樽未来創造高校)を皮切りに教員生活を始めた。苫小牧南高校には、校長職として3校目の赴任で、2019年度に着任した。

   同校は「生活規律が整い、何事にも一生懸命で素直な生徒たちが多い」と目を細める。学校生活でさまざまな経験を重ね、校訓である流汗悟道、至誠礼節の「実践者であってほしい」と生徒たちに期待している。

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