(5)啓北中学校 前田勝也校長 一瞬の出会いを大切に

  • 勇退校長インタビュー, 特集
  • 2021年3月24日

  「教育に携わっていなければできない体験を数多くさせてもらい、ありがたい気持ちでいっぱい」と約38年の教員人生を振り返る。

   室蘭市出身。高校時代に柔道部の顧問をしていた恩師の影響で、教員になることを決意。「子どもたちが最も多感な時期に、成長や変化を実感したい」と中学校教師の道を選んだ。

   東京都の国士舘大学を卒業後、保健体育の教師としてむかわ町の鵡川中学校に赴任。その後は苫小牧市を中心に、胆振、日高管内の中学校に勤めた。

   「合唱コンクールや学校祭のステージなど、生徒と一緒にいろいろなものをつくり上げてきたことが、一つ一つ思い出となって残っている」と笑顔を見せる。

   教員になるきっかけが高校時代の「縁」であったこともあり、生徒や職員へは「学校での一瞬、一瞬の出会いを大切にして毎日を過ごしてほしい」と願っている。

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