道と札幌市などは23日、新型コロナウイルスの感染者が新たに42人確認され、2人が死亡したと発表した。このうち16人の感染経路が不明。日別の新規感染者が50人を下回るのは14日以来、9日ぶり。道内の死者は累計で735人、感染者は延べ2万463人(実人数2万408人)となった。
死亡したのは、道発表の居住地・年代非公表の女性1人、札幌市の80代女性1人。
道は、いずれも石狩管内の5人の感染を確認。胆振管内は2日連続ゼロだった。
札幌市は、32人の感染を確認。市内の建設関連会社で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、従業員6人の陽性が判明した。
また、道と札幌市は変異株の疑いとして新たに16人の陽性が確認されたと発表し、道内の陽性者は計130人となった。このうち、国立感染症研究所(東京)の解析で、変異株と確定したのは計22人と変わっていない。
函館市は4人、旭川市は1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは1万9052人。23日現在の患者数は676人で、重症は前日から4人増えて11人。22日時点の入院患者の病床利用数は、前日から16床増の364床となっている。