≪25≫花園町内会 デジタル化促進で住みよい町へ

  • 回覧板, 特集
  • 2021年3月24日
将棋の対局に臨む地域の子どもと高齢者

  東西に長い苫小牧市のほぼ中心に位置する。保育施設や学校、駅、病院、商業施設も立地。公園には野球場も整備され、利便性は高い。創立50周年の節目を迎え、次年度からは業務の効率化、オンライン通信の利用など、デジタル化の推進を図り「先を見据えた町内会運営」に取り組む。

   活動拠点となる地域の会館にネット環境を整え、パソコンを導入。高齢者の孤立化を防ごうと、インターネットの利用方法が分からない高齢者などを対象に市外の孫とオンラインでつなぐ事業も考えている。

   子どもと高齢者の交流も盛んで、囲碁や将棋の大会、生け花教室、盆踊り、餅つきなどを通して地域の輪をつなぐ。「この町に住んでよかったと、住民が今後も感じられるような町を目指したい」と大内会長。

   同町内会は旧山手町地区一帯の区画整備事業により、山手連合町内会が5地域に分散して誕生。当時、市の提示案は「新都美町」だったが、住民の強い要望で「花園町」となった。

   ■次回(31日)は汐見町町内会です。

  メモ

  ▽1970年12月創立

  ▽加入世帯数880世帯(3月現在)

   加入率61・9%

  ▽大内一史会長

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