道と札幌市などは22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに50人確認され、2人が死亡したと発表した。このうち13人の感染経路が不明。日別の新規感染者が50人を上回るのは8日連続。道内の死者は累計で733人、感染者は延べ2万421人(実人数2万366人)となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(70代男性と80代女性)。
道は、6人の感染を確認。内訳は、石狩管内3人(千歳市1人など)、十勝管内3人。胆振管内の感染確認はなかった。千歳市の陸上自衛隊東千歳駐屯地で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、20~30代の5人の隊員が感染。帯広市の社会医療法人「北斗・十勝リハビリテーションセンター」でも5人(入院患者4人、職員1人)の陽性が判明し、クラスターと認定された。
札幌市は、41人の感染を確認した。また、市は変異株の疑いとして新たに5人の陽性が確認されたと発表し、道内の陽性者は計114人となった。このうち国立感染症研究所(東京)で変異株と確定したのは22人で前日と変わっていない。
函館市は2人、旭川市は1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは1万8969人。22日現在の患者数は719人で、重症は7人。21日時点の入院患者の病床利用数は、前日から16床増の348床となっている。