道と札幌市などは19日、新型コロナウイルスの感染者が新たに78人確認され、6人が死亡したと発表した。このうち20人の感染経路が不明。日別の新規感染者が70人を上回るのは3日連続。道内の死者は累計で725人、感染者は延べ2万260人(実人数2万206人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の5人(70~90代男性3人と年代非公表の女性1人、年代・性別非公表1人)、札幌市が1人(90代男性)。
道は、再陽性1人を含む30人の感染を確認。内訳は、胆振管内2人(室蘭、伊達市各1人)のほか、石狩管内17人(千歳市1人など)、十勝管内3人、後志、上川、釧路3管内各2人、桧山、根室両管内各1人。帯広市の養護老人ホーム普仁園で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、5人(職員4人、入所者1人)の陽性が判明した。
札幌市は47人、函館市は1人の感染を確認した。
道内で変異株PCR検査の陽性者は5人増えて計66人に。このうち、国立感染症研究所の解析で変異株と確定したのは計22人で変わっていない。
道内で治療を終えて回復したのは1万8826人。19日現在の患者数は709人で、重症は7人。18日時点の入院患者の病床利用数は、前日から10床増えて327床となった。