1971年5月に130戸で発足した糸井北町第1町内会が前身で、50周年を迎える。69年ごろから、西部工業地帯の企業立地に合わせ、糸井地区の住宅用地造成が進められ、商店街などの町並みが形成された。前身の町内会は、75年から80年にかけての糸井鉄北第1区画整理事業を経て、桜木、しらかば、日新、豊川の4地区に分割された。
89年4月に現在の名前に改称。91年に活動拠点となる総合福祉会館が建設された。文化厚生部、福祉部、交通防犯部など10部を設置して「好きです、さくらぎ、安らぎの街」をスローガンに、子ども盆おどりや独居老人昼食会などを計画。高齢社会を先取りする事業を展開してきた。昨年6月には避難訓練にウオーキングやスタンプラリーの要素を加え、各地域の役員の顔や避難経路を学ぶ防災スタンプラリーを行うなど特色ある取り組みが自慢だ。
■次回(24日)は花園町内会です。
メ モ
▽1989年4月創立
▽加入世帯数1870世帯(2020年 12月末現在)、加入率62・4%
▽河内重俊会長