苫駒大野球部、新シーズンへ活動本格化―「何事も全力で」意気込む選手たち

  • スポーツ, 野球
  • 2021年3月2日
内野守備の練習に励む大沼(左)ら野手陣
内野守備の練習に励む大沼(左)ら野手陣
大滝監督指導の下、ブルペンで投球する柳原
大滝監督指導の下、ブルペンで投球する柳原

 苫小牧駒沢大野球部が、2021年度のシーズンインに向け活動を本格化させている。新型コロナウイルスの影響で昨年は見送った春季合宿は、感染症予防を徹底しながら今月16日から静岡県内での実施が決定。選手たちのモチベーションは日増しに高まっている。成田登夢主将(2年)は「締まった雰囲気で練習することができている。何事も全力でやれるチームになりたい」と決意を語った。

 部員たちは3週間ほどの冬季休暇を過ごし、今年1月中旬に再結集。1カ月ほど同大体育館で厳しい体力トレーニングを積んだ後、2月10日からは北海道栄高の室内練習場でノックやフリーバッティングなど実戦に近い練習メニューに取り組んでいる。

 北洋大として戦う新シーズンはより少数精鋭になる。4月から仲間入りする新1年生はわずか5人と、新体制は選手23人での船出。大滝敏之監督は「主力のけがなど不測の事態に対応できるように、一人につき2ポジションできるように」と促している。

 プロ野球北海道日本ハムファイターズにドラフト1位入団した伊藤大海(4年)ら最上級生たちが体現してきた「投手主体の守りから入る野球」のスタイルは新チームでも継承する。昨年の道学生野球秋季1部リーグで優勝決定戦を含む計5度先発し高勝率をマークした右腕後藤晟(2年)をはじめ、投手11人と層は厚い。

 中でも飛躍が期待されるのは道栄高出身の柳原颯人(2年)だ。冬期間の食事量の見直しや地道な筋力強化で体重を86キロから94キロまで増やし「球に伸びが出てきた」と手応えを口にする。昨年は実戦登板がなく「ベンチからただ試合を眺めているだけだった。今年はチームの役に立ちたい」と力強い。

 野手では秋季リーグで新人賞に輝いた駒大苫小牧高出身の内野手大沼恒介(1年)が存在感を見せている。「守備には自信がある」と言うように、新チームでは要の遊撃手に就き投手陣を堅守で支える。入学時63キロだった体重は1年で76キロまで増え、打撃のパンチ力も上がった。「下級生だからではなく、常に最上級生の気持ちでプレーしていきたい」と言う。

 苫駒大は3月の静岡合宿で常葉大浜松、中部大など数校と練習試合を予定しているほか、4月以降は道内の各大学、社会人チームともオープン戦を行い、同月下旬に開幕予定の春季リーグに備える。

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