道などは24日、新型コロナウイルスの感染者が新たに43人確認され、2人が死亡したと発表した。このうち14人の感染経路が不明。日別の新規感染者が100人を下回るのは20日連続。道内の死者は累計で667人、感染者は延べ1万8944人(実人数1万8898人)となった。
死亡したのは、道が発表した居住地非公表の70代男性と札幌市発表の90代男性。
道は、14人の感染を確認。内訳は、石狩管内6人(恵庭市3人、千歳市1人など)、釧路管内4人、後志管内3人、十勝管内1人。胆振管内の感染者は2日連続ゼロだった。既存のクラスター(感染者集団)では、恵庭市の恵庭第一病院で3人増の計67人、後志管内倶知安町の「大人数のパーティー」で1人増の計15人となった。
札幌市は、28人の感染を確認。認可保育施設で新たなクラスターが発生し、7人(職員6人、園児1人)の陽性が判明した。
小樽市は1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは1万7586人。24日現在の患者数は691人で、重症は7人。23日時点の入院患者の病床利用数は、前日から15床減って384床となっている。