苫小牧市スポーツ少年団の2020年度表彰伝達式は22日、白鳥王子アイスアリーナで行われた。文部科学相が表彰する生涯スポーツ優良団体に苫小牧柔道スポーツ少年団、日本スポーツ少年団顕彰には北斗サッカー少年団の佐々木聖剛団長が選ばれ、市スポーツ少年団の渡邊敏明本部長から表彰状や記念盾が贈られた。
生涯スポーツ優良団体は地域スポーツの健全な普及や発展に貢献し、スポーツ振興に顕著な成果を挙げた団体を選定する。
苫小牧柔道少年団は及川和親顧問が中心となって1977年に創立。及川顧問はこれまでの活動について「あっという間に時間がたっていた」と振り返り、「今後も一人でも多くの子どもが柔道に興味を持ってもらえるように活動を継続していきたい」と語った。
日本スポーツ少年団顕彰は、長年にわたって少年団の発展に貢献した団体や個人に贈られる。
85年に創立した北斗サッカー少年団で87年から指導者を務めてきた佐々木団長は競技未経験ながらD級コーチライセンスを取得し、団員への指導に尽力してきた。佐々木団長は「厳しい指導にも子どもたちがついてきてくれた。これからも地域に根差した少年団としてサッカーに親しんでもらえれば」と話していた。