『団体形』で全国高校空手選抜大会出場―苫東高空手道同好会 昨年7月発足で道大会準V飾る

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  • 2021年2月13日
団体形で全国選抜大会に出場する苫小牧東高空手道同好会

 苫小牧東高校空手道同好会は第40回全国高校空手道選抜大会(3月、東京都)の北海道予選として1月に室蘭市で開かれた第38回北海道選抜大会の団体形で準優勝し、全国切符を手にした。個人組手でも西田虎太郎(2年)が全国出場権は逃したが、準優勝。昨年7月に発足した同好会として初めて臨んだ公式戦で結果を出し、廻惟晴主将(2年)は「全国大会でも上位に進出して、部昇格に向けてアピールしたい」と意気込んでいる。

 同好会は今年度、1~3年生8人で活動をスタートさせた。現在は3年の3人が引退し、1、2年生5人で練習に励んでいる。

 全道大会の団体形には3人一組の10チームが出場し、5チームずつの予選リーグを展開。苫小牧東は廻主将と相馬士龍(1年)、山田響生(同)の3人の陣容で臨んだ。予選では「ジオン」を披露し22・28点をマーク。予選1位で通過した。

 ジオンは技の力強さが重視される演目だが、終盤の突き技はスピードのコントロールも求められる。廻主将は「練習通りに落ち着いてできた」と話す。相馬は「タイミングがずれていた箇所もあったので、次の大会までに修正したい」となおも高い精度を追い求める。

 予選リーグ上位3チームが進む決勝リーグでは、跳び技が特徴の「エンピ」に挑んだ。優勝の札幌手稲とはわずか0・66点差の22・0点で準優勝を果たした。

 演目の最後を飾る空中に跳ぶ技で3人の着地タイミングがぴたりとそろった。練習で跳ぶ高さを調整してきたことが生かせたためで、山田は「片足でバランスを取る技もしっかり決めることができた」と満足そうに語った。

 同好会として初めて乗り込むひのき舞台。廻主将は「大会ができるか分からない中で練習してきた成果が実った」と喜びを語る。同高教諭の佐藤一正顧問も「初めての全国大会で1勝を目指して頑張ってほしい」と期待する。

 全道大会個人組手では76キロ以下級で西田が惜しくも優勝に届かなかった。組手は2分間で蹴りや突きの技に応じて加算する点数で競われた。

 2回戦の泉野皓丞(北科大高)との対戦では、蹴り技を2本決めて、6―2で勝利。松並弘貴(釧路北陽)との準決勝では西田が決めた突き1本で逃げ切り、1―0で競り勝った。

 同級1枚の全国切符を懸けた齋藤嶺(恵庭南)との決勝では、突き技を4本入れられ、0―4で完敗。「蹴り技に集中し過ぎて、突きを出せなかった」と戦略の失敗を悔やんだ。「突き技も練習を重ねて攻撃のバリエーションを増やしていきたい」と新年度でのリベンジを誓った。

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