道などは11日、新型コロナウイルスの感染者が新たに92人確認され、2人が死亡したと発表した。このうち17人の感染経路を追えていない。日別の新規感染者が100人を下回るのは7日連続。道内の死者は累計で630人、感染者は延べ1万8327人(実人数1万8282人)となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の90代女性と札幌市発表の80代女性各1人。
道は14人の感染を確認した。内訳は石狩管内13人、胆振管内1人。既存のクラスター(感染者集団)は、恵庭市の恵庭第一病院で新たに入院患者2人が感染し、計9人となった。
札幌市は、68人の感染を確認した。市内の介護保険施設で新たなクラスターが発生し、60~90代の6人の入所者の陽性が判明。既存のクラスターでは、障害福祉サービス事業所で41人の感染が分かり、計131人に拡大した。
小樽市は4人の感染を確認。既存のクラスターでは、私立高校で1人増の計83人、小樽協会病院で1人増の計59人、介護事業所でも1人増の計20人に感染者が増えた。
函館市は、5人の感染を確認。クラスターが形成されている函館少年刑務所で新たに2人の陽性が判明し、感染者は計26人となった。旭川市は、1人の感染を発表した。