苫小牧市立病院は2日、感染症病棟(12床)に勤務する看護師1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。他の病棟への出入りや患者との濃厚接触もないことから、同病棟の診療体制は維持する。
同看護師は1日、鼻づまりの症状が見られたため、院内遺伝子検査を実施したところ、陽性が判明。2日までに病棟内の看護師と関係する医師の計51人について検査を行ったが、全て陰性が確認された。
同院では昨年12月、感染床病棟の看護師2人が新型コロナウイルスに感染。1月3日まで感染者を含む新規入院や外来診療を制限し、不急の手術を延期した。同5日には、感染症病棟に出入りのない医師1人の感染も判明していた。