小・中学年代対象の女子サッカーチーム「アミスタFC」が今年4月、苫小牧地区で活動を開始する。入団者募集を目的に苫小牧市内の公共体育館で随時開く体験会には初心者の参加も歓迎している。出頭聡洋代表(39)は「一から丁寧に指導するので、サッカーをやったことがなくても気軽に参加してほしい」とアピールする。
「アミスタ」は「仲良し」や「友情」を意味するスペイン語を基にしたチーム名。サッカー大会出場や練習を通してスポーツに取り組む機会とし、協調性を養う―などをチームの方針に掲げる。
苫小牧で生まれ育った出頭代表は、市内で自営業を営む。高校時代は強豪の室蘭大谷高サッカー部に所属していた。今後は指導者として女子サッカーの底辺拡大に貢献したい考えで、「女子だけでサッカーができる環境として選択肢の一つにしてもらえれば」と話す。
体験会は12月から市川沿公園体育館などで開催してきた。今月以降の体験会は2月6日と3月6、20日のそれぞれ午後1時から市総合体育館で計画。出頭代表らスタッフが、パスやシュートなどの基本から指導する。すでに入会を決めている長谷川紗世さん(緑小2年)は「試合もできて楽しい。シュートを決めることが目標」と話していた。
入会金は無料。年会費は小学生4000円、中学生5000円、月会費は小学生2000円、中学生3000円のほか、チームジャージの購入費や保険代を徴収する。
体験会についての問い合わせは出頭代表 携帯電話090(6877)6888、メール amistafc@gmail.com