苫小牧出身4選手、新たなステージで飛躍誓う 全日本高校バレー道代表を経験

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  • 2021年2月2日
道内屈指の強豪、北科大高を支えてきた石橋
道内屈指の強豪、北科大高を支えてきた石橋
恵庭南の(右から)岩渕、菅原、小安土
恵庭南の(右から)岩渕、菅原、小安土

 今年1月に東京体育館で行われた第73回全日本バレーボール高校選手権大会に、苫小牧ゆかりの男子4選手が北海道代表校一員として参加した。札幌市にある北海道科学大高の石橋幸斗(3年)=明倫中出身=、恵庭南の菅原蓮(3年)=啓北中出身=、岩渕琉太(2年)=光洋中出身=、小安土篤(1年)=和光中出身=。新型コロナウイルスの影響により無観客開催された異例の大会経験を糧に、それぞれ新たなステージで飛躍を誓った。

 「春の高校バレー」の名で親しまれている集大成の大会。男子の部には各都道府県の予選会を勝ち抜くなどした52校が出場した。北科大高は昨年11月の道予選で優勝。恵庭南は2位となり、共に2年連続で今大会出場を果たした。

 北科大高は1回戦で松山工業(愛媛)に0―2で敗戦。中学から競技をはじめた石橋はピンチサーバーでベンチ入りこそしたが、出場機会には恵まれなかった。それでも「チームのまとめ役。一番頼りにしている」と辻克典監督が言う精神的支柱は、「普段通りに仲間を鼓舞することはできた」と胸を張る。

 もともと寡黙なタイプだったが、技量に勝る同級生たちが各戦で活躍していく姿を見て「何かを変えなきゃ成長できない」と練習から声を張り上げ、日々感じたことを臆せず伝えるムードメーカー役を買って出た。

 3年間で道内屈指の強豪の選手、指導者から絶大な信頼を寄せられるまでになった石橋は、看護師になる夢をかなえるため4月から専門学校へ進む。「北科大高に来てたくさん成長できた。後輩たちも思いをぶつけ合いながら、一つになっていってほしい」と期待した。

 恵庭南は1回戦で鳥取中央育英(鳥取)に2―0で快勝。続く慶応(神奈川)には0―2で及ばなかったが、菅原は「雰囲気はいつも以上に良かった。3年間積み重ねてきたものは出せていた」と語った。

 岩渕、小安土を含めた3人全員が苫小牧市内の中学男子バレーボールクラブ「苫小牧ジュニア」OB。ベンチ入りはセッターの岩渕のみだったが、それぞれの持ち場でチームの全国1勝を支えた。

 菅原は理学療法士を目指して春から大学に進学する。後輩たちには「まずは楽しくバレーを続けてほしい」とエールを送る。岩渕は新チームの正セッターとして、5日に北見市などで開幕する道新人大会に挑む。「春高バレーでレベルの高い選手を間近で見て刺激になった。ブロックなど守りでも貢献し優勝を目指したい」と意気込む。

 同じくセッターを担う小安土は「全国に連れて行ってくれた先輩たちのすごさを改めて実感している」と言い、「まだまだ技術が足りない。もっと頑張りたい」と決意を新たにした。

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