警戒

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2021年1月30日

 新型コロナウイルスとの距離が知人らと話題になる。「近所や同僚に感染者は?」。そんな会話をしながら、警戒の必要を確かめ合う。

 この数日、距離を考えさせられる何種類かの数字が報道されていた。世界の感染者数が27日に1億人を超えた。全世界の78人に1人が感染したとか。死者数も200万人以上。朝日新書「疫病と人類」によると100年ほど前のスペイン風邪では、第1次世界大戦の兵士の移動による感染拡大も重なり、世界中で4880万人~1億人が死亡したと推計されているそうだ。今、私たちが経験しているのは何年に一度かのインフルエンザの流行ではなく100年に一度の大感染に準ずるもの。道内で初めて感染者が確認されて満1年の28日の新聞には「道民の310人に1人が感染」の記事。世界の数字と改めて比べる。

 「小樽市の人口10万人当たりの新規感染者数は80人。緊急事態宣言下の首都圏の40~50人を大幅に上回る」との記事もあった。道は28日、累計感染者数587人の小樽に、札幌並みの外出と往来自粛を要請した。札幌近郊では石狩管内でも感染者が多い。29日現在で千歳市323人。恵庭市119人。胆振の苫小牧市163人。小樽のようにならないか。心配が膨らむ。

 いずれも自分たちが1年間、マスクを着けて、手や指を消毒し、帰省や訪問を控え合った結果の数字だ。対策疲れなどと言ってはいられない。慣れ過ぎずに数字を読み続けたい。(水)

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー