集団、個別2方式で ワクチン接種体制整備急ぐ 市独自のコールセンター設置へ 苫小牧市

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  • 2021年1月28日
ワクチン接種に関する特設サイトの開設を予告する市の公式HP

 新型コロナウイルスワクチンの接種に向け、苫小牧市は接種会場や医師、看護師の確保などの体制整備を急いでいる。市が設定する会場での集団接種と各医療機関での個別接種の二つの方式を同時並行で進める想定。国からの情報不足に苦慮しつつ、市医師会や苫小牧保健所などと連携して準備を進める。今後、コールセンターや特設のウェブサイトを開設し、市民への情報発信にも力を入れる考えだ。

 厚生労働省が25日の自治体向け説明会で示した工程表によると、3月下旬から65歳以上の高齢者の接種を開始。4月下旬にはそれ以外の市民に対し、接種に必要な接種券(クーポン券)が順次発送される計画となっている。

 その後、高齢者への接種が4月以降になることが明らかになった上、依然として各自治体へのワクチン供給の開始時期、数量なども不透明だが、市は、国がファイザー社製のワクチン約7200万人分を6月末までに供給することで同社と合意していることを踏まえてシミュレーション。市による接種対象の市内人口の約5割に当たる7万5000人に対し、7月末までに2回の接種(1回目の接種から3週間置いて2回目を実施)を終える想定で、集団接種用会場1カ所に加え、個別接種用の医療機関を確保するべく、医師会と協議している。

 接種は原則無料だが任意のため、中には副反応リスクを敬遠して接種を拒否したり、見合わせる市民もいるとみられる。想定通りに進むかは不確定だが、対策室の担当者は「2月中旬までに接種会場や当面のタイムスケジュールについて示したい」と説明。国の方針が二転三転している現状も踏まえ、「情報発信に当たっては、混乱回避に努める」と話す。

 市は3月中旬にも公式ホームページ内に特設サイトを開設。接種会場や接種の仕方などを紹介していく。

 また、道が副反応への心配など専門的な相談に応じるコールセンターを開設するのに合わせ、市も独自のコールセンターを設ける予定。担当者は「ワクチンに関する専門的な相談は道、具体的な手続きの問い合わせには市が対応するなど、役割分担して必要な情報提供をしたい」と語る。

 ワクチン接種は国の方針に基づき、医療従事者については道、それ以外の住民向けは市が担うことになっている。市は今月15日、健康こども部内にワクチン接種対策室を設置。2月に入れば、ワクチンを保管する冷凍庫の配備も始まる見通しだ。

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